ご葬儀ワンポイント
ご葬儀には様々な疑問がつきまとうものです。ここでは、よくある質問・疑問を元にワンポイントアドバイスをまとめました。
納得のいくご葬儀のためのご参考になさってください。
「もしもの時」病院の指定?業者が来たら
病院によっては、臨終後の処置や死化粧まで、指定?業者が行なう場合があります。
看護師不足やハードな勤務事情などがあるのでしょうか。
葬儀社か葬儀社との提携業者である場合がほとんどで、ご自宅までの搬送や葬儀の営業案内をされることがあります。
もちろん、依頼する・しないは、ご遺族がお決めになって良いことです。
又、処置は病院側が行ない必要に応じて、ご自宅へ帰る寝台車(葬儀社)の、案内のみをしているケースなど様々です。
お決めになっている葬儀社があれば、最初に看護師へ伝えましょう。
まだ葬儀社を決めておらず搬送をお願いした場合でも、葬儀は依頼しなくても大丈夫です。
実情を知っておられると安心ですね。
マンションのエレベーターが使えない
マンションの場合、エレベーターの奥行きを確保できる仕様になっているかなど、管理人の方へ確認をしておきましょう。
管理人の方が不在のこともあります。
階段を利用の場合は、狭かったり急傾斜で水平状態が保てず、当社の社員も心を痛めることがあります。
会葬者の人数予測
密葬や家族葬は、お声掛けする人数が参列者の人数ですね。
一般葬のスタイルで行なう場合、故人関係の人数予測は年賀状が参考になるでしょうか。
また、会社や仕事関係、友人趣味仲間などご存知であれば、それぞれどなたかに「お知らせの係り」をお願いして、人数把握などしていただく方法もございますが、 その方々をご存じでなければ出来ませんし、時間も心の余裕も無いのが現実でしょうか。
家族が元気なときだからこそ事前に話し合い、考えておかれるのが安心です。
費用増減のポイント
葬儀費用の増減は希望する葬儀のスタイルや参列者の規模により変わります。
別途必要となる商品とサービスの一部(搬送用寝具・お棺・処置納棺費用・お写真等)はご都合等があっても増減額は僅かです。
会葬礼品・香典返し・料理等は会葬者が多いほどその費用は増します。
その他の諸掛費用は、一般的に言われるサービス料又施工及び施行に伴う消耗品等々の費用です。
「高い?」「安い?」の違い
棺や収骨用具など基本的諸品は規模に関らず必要となるもので、各社、同等品設定であればさほど違いはありません。
料金が「高い?」・「安い?」の違いは、スタッフのサービスの質など人的要素、祭壇装飾に生花を使用か、(一部)造花を使用しているなど、原価の違いが料金の違いかもしれません。
質を下げてコストを抑えれば、あそこは「安い?」に見える料金設定に出来るかもしれません。
伏せたつもりが…
家族葬などご参列いただく範囲を限定される場合、ご近所や仕事関係などへの「ご遠慮いただくお知らせ」が結構大変ですね。
伏せたつもりでも後日、訃報を聞いた方々がお見えになり、応対や返礼など大変な思いをすることもございます。
自宅で亡くなられた場合
最初に、直近まで診察を受けていた掛かりつけ医か、119番に連絡をして来てもらいます。
いずれも、その状態を保持しておきます。
ほとんどの場合は警察にお連れし検案が行なわれ、確認後に死体検案書が発行されます。
死亡診断書に相当するものです。
帰宅出来る時間を言われますので、それに合わせて、寝台車でお迎えに行くことになります。
医師・救急への連絡後、取りあえず葬儀社へも連絡を入れておかれると安心です。